タカシ美容室では下記の意味を理解し、毛髪とは?原因とは?どの細胞を元気にさせていけば効率よく、改善できるのかを考えながら、勉強をしております。毛周期の乱れから脱毛というお話をしましたが、トニックを見つける時、皮下の細胞へと考えると、因子のお話になります。毛乳頭、毛母細胞の動きを止めてしまう因子「TGF」から「FGF-5」に毛髪が抜けるように司令をだしてしまいます(悪い因子)。「FGF-5」は毛周期の「成長期から退行期」へスイッチします。毛乳頭を経て「脱毛シグナル」をだします。 【脱毛=TGF-β】
「FGF-5」 ←対局因子→ 「FGF-5S
↓ ↓
TGFと共に 「脱毛因子」 「発毛因子」を増やす事で脱毛を防ぎます
トニックを選ぶ時この場合は 「FGF-5S」を増やす成分のトニックを見つけます。KGF,IGF,VEGFなど細胞と細胞の「成長シグナル」を呼び、発毛成長のサインを出しますが、停止してしまうと「抜け毛」「薄毛」「脱毛」となってしまいます。
成長因子=増殖因子=細胞増殖因子
動物体内で、特定の細胞増殖を促進するたんぱく質のことです。標的細胞の表面の需要体たんぱく質に結合することで細胞間の信号物質として動く需要体たんぱく質は体内にあり、外部、体内からの何らかの刺激を受けて情報として変換する構造、受容体=レセプター(司令をする所)
サイトカイン(多面的に生物を活性化させる細胞の増殖、低分子タンパク質、分子量8万以下、多くは3万以下)サイトカイン=ペプチド=ホルモンの活性
[毛髪に必要な因子の種類]
FGF-5S———-毛周期内の発毛因子、もともとは体内にあるが、外部からも取り入れて増やすことがで き、脱毛を遅らせる。毛乳頭と結合
FGF————–線維芽細胞増殖因子、血管新生、創傷治癒、たんぱく質。FGFの増殖でFGF-5を抑制し退 行期を遅らせる、毛母細胞の増殖の重要な役割
FGF-7(KGF) –毛乳頭から産出される毛母細胞に働きかける、発毛促進因子
FGF-5————毛周期の退行期に「そろそろ脱毛」の指示を毛包に出す
EGF—————細胞因子
KGF————–上皮成長因子
IGF—————-インスリン様成長因子、インスリンに似たポリペプチド
VEGF————–血管内皮細胞増殖因子(糖たんぱく質)
HGF———–肝細胞増殖因子(毛包内に入れる)(専門医での治療方法)